Overview
マンション概要
マンション名
ジオ経堂
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩3分
所在地
世田谷区経堂4-8-14
建築年月
2016年 8月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付8階建
総戸数
78戸
新築分譲主
阪急不動産
施工会社
木内建設
専有面積
57.59m2 〜 103.25m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
阪急阪神不動産「ジオ」シリーズ
ジオ経堂を分譲したのは、関西を代表する不動産デベロッパーの阪急不動産(現、阪急阪神不動産)。
同社が展開するマンションブランド「ジオ」シリーズには、ギリシャ語の”geo(地球)”の意味が込められている、とされています。
ジオ経堂は千歳船橋駅から徒歩3分と、電車アクセスの利便性に恵まれた好立地に位置し、千歳船橋駅商店街での買い物にとても便利です。
目の前の城山通りはそれほど交通量が多いわけでもなく、敷地の南側は低層住宅が建ち並んでいるため陽当りも良く、優れた住環境がジオ経堂の魅力ですね。
地主は群馬県の定期借地権マンション
ジオ経堂の特徴は土地の権利が定期借地権(通称:定借)であること。
まず借地権とは、土地がマンション所有者全員の共有ではなく、別の所有者から土地を借りているということです。
さらに定借とは、その借地権の期間が延長できない契約内容となっています。
ジオ経堂の定借期間は2076年9月までとなっており、一般に住宅ローンが最長35年組めるとされる、2041年頃まで流動性は高いと言われています。
また地主は群馬県なので、地主との間で変なトラブルに発展するリスクは小さいであろう点は安心ですね。
売却タイミングを見据えて購入の検討を
最寄駅からの距離や住環境は申し分なく、陽当りや眺望も優れた住戸が多そうなジオ経堂ですが、最終的な購入判断は定借をどのように捉えるかにあります。
一般に定借マンションは、借地の残存期間が短くなるにつれ価格が大幅に下落していく、と言われています。
それは定借の終了に先立って既存のマンションを解体する必要があり、居住できる期間が限定されるからですね(残存期間が短くなると、理論的には当該期間中の賃料総額相当≒売買価格の相場、に収れんするはず)。
そしてマンション管理の観点からは、定借期間が残り10年を切るとロクに修繕もしないため廃墟化が進み、空室で放置するか格安の賃料で定期借家に出すオーナーが増え、コミュニティーが機能しなくなることも想像できます。
つまりジオ経堂は、2041年を過ぎたあたりから徐々にババ抜きゲームの様相を呈し始めるため、購入の時点で「いつ手仕舞いするか」はしっかりと意識しておく必要がありそう。
ババ抜きゲームは、最後にババを持っていたら負けですから。
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