




Overview
マンション概要
マンション名
クレヴィア世田谷砧
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩11分
所在地
世田谷区砧2-11-18
建築年月
2012年 3月
構造
鉄筋コンクリート造10階建
総戸数
38戸
新築分譲主
伊藤忠都市開発
三信住建
施工会社
新日本建設
専有面積
56.17m2 〜 74.06m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
近未来的デザインのクレヴィア世田谷砧
クレヴィア世田谷砧は2012年に伊藤忠都市開発と三信住建の2社JVによって分譲された、10階建の高層マンションです。
2社JVであるものの、マンション名には伊藤忠のクレヴィアを採用していることから、おそらく伊藤忠主導で開発された感が窺えますね。
ちなみに伊藤忠のマンションと言えばイトーピア、シーアイマンションを経てこのクレヴィアに行き着いたのですが、その響きもすっかり馴染みました。
そんなクレヴィア世田谷砧の外壁はホワイトとブラウンの二色が大胆にコーディネートされていて、近未来を思わせる独特なフォルムに仕上がっています。
エントランス周りも実にシンプルなデザインで、まさにシンプルイズベストを地で行く感じでしょうか。


買い物に便利で自然が身近な立地
クレヴィア世田谷砧は最寄駅の千歳船橋から徒歩11分ほどの距離の、環八通りに面したロケーションとなっています。
エントランス前の歩道は自転車が引っ切りなしに通るうえ、バス停もあって歩くのに少し注意が必要そうな印象ですかね。
食料品の買い物は環八通りを北に2分も歩けばサミットストア砧環八通り店があるので、まさに冷蔵庫代わりの利用が出来る極上の立地です。
また、環八通りのはす向かいには桜丘すみれば自然庭園があり、東京にいながらにして自然と身近に触れ合える環境がまた良きですね。
環八通り沿いのネガティブさをかなり払拭してるかも
クレヴィア世田谷砧の住戸は専有面積が60㎡台と70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
新築当初の間取りを見るとこの年代のマンションにしては珍しく、オープンウカウンターキッチンでないのが目につくでしょうか(決して悪い意味ではない)。
マンションは環八通り沿いの立地もあってか、静穏且つ空調が管理されたホテルライクな内廊下設計を採用しており、すべての住戸のバルコニーは環八通りと反対側の西向きとなっています。
加えてクレヴィア世田谷砧から西方向は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がるため、将来にわたり陽当りや眺望が確約されている点も大きな魅力といえそうですね。
そしてクレヴィア世田谷砧の特徴のひとつとして、現行の修繕積立金の平米単価が350円(2025年7月現在)という、この年代のマンションにしてはやや高めの水準の金額設定が挙げられるでしょうか。
これは新築当初の金額と比較すると3倍以上の値上げ幅であり、これを主導した管理組合の意識の高さが感じ取れます。
おそらく国交省の修繕積立金に関するガイドラインを参考に値上げがなされたんでしょうが、まぁ入居者が高齢化して積立金を値上げできない管理不全マンションを思えば、決して悪い選択ではないでしょう。
総じてクレヴィア世田谷砧は幹線道路沿いの立地から発生するウィークポイントを可能な限り払しょくしつつ、居住快適性を確保した”いぶし銀”的な味のある物件であるように感じます。
「大通り沿いはちょっと…」という人にとっては、先入観を良い意味で裏切るかもしれませんので、ぜひ内見に行くことをオススメしますよ。
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