




Overview
マンション概要
マンション名
芦花公園パーク・ホームズ
交通
京王線「芦花公園」駅 徒歩2分
所在地
世田谷区南烏山3-24-1
建築年月
1995年 9月
構造
鉄骨鉄筋コンクリート造13階建
総戸数
144戸
新築分譲主
三井不動産
施工会社
東海興業
専有面積
55.74m2 〜 78.37m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
遠目に見ても存在感ある芦花公園パーク・ホームズ
芦花公園パーク・ホームズは1995年に三井不動産によって分譲された、全144戸・13階建の中規模高層レジデンス。
三井のマンションといえばパークシリーズで知られ、パークマンションを頂点にパーク・ハイム、パーク・ホームズの順に序列がありますが、世田谷では2002年を最後にパーク・ハイムより上のグレードは発売されていません。
といっても、いまだ都心の高級ブランド立地ではパークマンションが販売されている状況を考えると、悲しいかな世田谷の立ち位置というのが透けて見えますね。
そんな芦花公園パーク・ホームズの外壁はブラウンタイルが貼られ、遠目に見ても存在感があって威風堂々とした佇まいです。
ドッシリとしたエントランス庇や優雅さの漂うプロムナードは、やはり三井らしい上品な仕上がりですよね。


甲州と旧甲州に挟まれる微妙な立地
芦花公園パーク・ホームズは最寄駅の芦花公園から徒歩2分と至近の距離の、甲州街道と旧甲州街道に挟まれたロケーションとなっています。
マンションは大通りに挟まれているだけあってお世辞にも「住環境良好」とは言い難く、駅チカの利点を除くと微妙な立地といえそうですね。
食料品の買い物はサミットストア芦花公園駅前店が徒歩3分ほどの距離ですが、踏切を渡る必要があるため、タイミングによっては少し時間がかかりそうです。
また、芦花公園パーク・ホームズの周りには公園などが少なく、その住環境を含めて子育てするにはやや心許なさを感じるかもしれませんね。
駅チカ&三井旧分譲は大通り沿いを凌駕できるか
芦花公園パーク・ホームズの住戸は専有面積が50㎡台から70㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
新築当初の間取りはいわゆる”田”の字の3LDKをメインに、オーソドックスで使いやすそうなものが多いラインナップとなっています。
マンションはアルファベットの”L”の字を反転させた形状をしており、住戸は南向きと東向きとにわかれている模様です。
交通量が多い甲州街道までの距離を考えると南向き住戸のほうが条件は良さげですが、過去の取引データを見る限り住戸の向きによる価格差はあまりなさそうですね。
そして芦花公園パーク・ホームズは全144戸と世田谷では比較的まとまった規模であり、且つ財閥系デベロッパーによるマンションであることに大きな安心感があります。
ちなみに現行の管理費・修繕積立金の平米単価は380円(2025年8月現在)と手ごろな設定であり、そのスケールメリットを十分活かせているといえるでしょう。
強いて問題があるとするならば、駅チカゆえに敷地内駐車場の空き区画が常時発生しており、管理費収入が満額入ってこない点ぐらいでしょうか。
総じて芦花公園パーク・ホームズは大通り沿いのウィークポイントさえ除けば、すべての項目において平均点を上回る優等生的な物件であることに間違いありません。
ただし京王線の駅チカ物件は甲州街道沿いの立地が多く、若干競争力が弱いことは頭に入れておいたほうが良いでしょう。
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