




Overview
マンション概要
マンション名
成城テラス
交通
小田急線「成城学園前」駅 徒歩6分
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅 徒歩8分
所在地
世田谷区砧8-30-19
建築年月
1977年 7月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
39戸
新築分譲主
佐藤秀工務店
施工会社
佐藤秀工務店
専有面積
68.91m2 〜 104.69m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
デザイン性の高さで知られる佐藤秀の成城テラス
成城テラスは1977年に佐藤秀工務店によって分譲・施工された、3階建の低層マンションです。
1929年創業の同社のマンションと言えば「マンション○○テラス」で知られますが、建築物全般におけるデザイン性の高さから数多くの受賞歴を誇ります。
ちなみにこのテラスシリーズでは、管理棟に岡山藩池田家の筆頭家老を務めた伊木家の下屋敷門を採用した「多摩川テラス」が有名ですよね。
そんな成城テラスの外壁は濃淡まだらなベージュタイルが貼られ、住宅街のなかでキリッとひときわ存在感を放つフォルムンに仕上がっています。
それにしても佐藤秀のテラスシリーズはコンセプトにブレが全くないため、少し遠目にも「あ、佐藤秀のテラスだ」と視認できるほどですよ。


買い物に便利&きれいな区画の住宅街
成城テラスは最寄駅の成城学園前から徒歩6分ほどの距離にあり、成城の雰囲気が色濃く漂う区画の整った砧八丁目に立地しています。
さらにマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物は成城学園前駅周辺の複数のスーパーのほか、祖師谷通り(ウルトラマン商店街)まで徒歩7分ほどでアクセスでき、 何かとうまく使い分けができそうです。
また、マンションから西方に3分もあるくと仙川が流れているので、日課の散歩や春のお花見など気軽に楽しめそうですよ。
自主管理の属人性の高さには良くも悪くも注意したい
成城ハウスの住戸は専有面積が80㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
全39戸のうち実に21戸を占める専有面積86㎡タイプの間取りは、いわゆる”田”の字の3LDKで使い勝手はきっと上々ですね。
マンションはアルファベットの”L”の字を反転させたような形状をしており、住戸は南・東・西向きにそれぞれわかれています。
概ね住戸の陽当りや眺望は問題ない印象ですが、マンションの敷地自体は西方に向かって下がっていきますので、西側のポジションの住戸ほどそれらの条件がより恵まれていることでしょう。
そして佐藤秀工務店のテラスシリーズの特徴のひとつに、共用部分を自主管理で運営している物件が多く見られます。
まぁテラスシリーズ自体それなりに知名度がありますし、成城テラスは全39戸とそれほど小規模でないため心配には及ばないかもですが、一般に自主管理の運営は属人性が高くなりがちです。
つまり組合運営に対して知識や経験、行動力を併せ持った透明性の高い理事長がいれば心強いいっぽうで、そういう人が抜けたり、あるいは頼りきるのも考えものです。
成城テラスの話ではないですが、とある自主管理マンションでは不透明な資金流出があったり、長年理事長を務めていた人が工事業者からキックバックを受領していたような話は散々聞きましたし、最低限の監視の目は必要ですよ。
最後に、成城テラスは壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。
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