




Overview
マンション概要
マンション名
東京テラス
交通
京王線「千歳烏山」駅 徒歩18分
所在地
世田谷区千歳台6-16
建築年月
2005年 10月~2006年 6月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付14階建ほか
総戸数
1,036戸
新築分譲主
住友不動産
積水ハウス
名鉄不動産
長谷工コーポレーション
施工会社
長谷工コーポレーション
専有面積
70.73m2 〜 93.40m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★☆☆☆☆
世田谷で最大規模の戸数を誇る東京テラス
東京テラスは2005年から06年にかけて住友不動産ほか3社JVによって分譲された、A棟~J棟から成る全1,036戸・14階建の超大型高層複合レジデンス。
ここは青山学院大理工学部キャンパス跡地で、このような大学があった場所は「ラ・コルダ弦巻」といいデザイン性の高い大規模マンションが建てられるケースが多いですよね。
ちなみに東京テラスの全1,036戸は、世田谷のマンション総戸数ランキングで1位(2025年8月現在)の規模を誇り、それゆえマンション名に東京を名乗るのも頷けるところでしょうか。
そんな東京テラスはゆとりある敷地に各棟が悠然と並び建ち、美しいニュータウンの如き優雅な街並みを形成しています。
また敷地内の緑樹は豊富で、マンションのプロムナードを歩くと自然を身近に感じられ、且つ柔らかい木洩れ陽が心地よいですよ。


バス利用により飛躍的に利便性が向上
東京テラスは駅からの距離は果てしなく遠いものの、その規模の大きさから外的影響が少ない住環境が魅力です。
ただ駅から遠いといっても、マンションメインゲート(東側)前にはバス停「千歳台六丁目」があり、ピーク時には1時間10本以上のバスが往来しますので、中途半端な駅距離の物件と比べると利便性はむしろ高いでしょう。
食料品の買い物は敷地内のサミットストア千歳台店を冷蔵庫代わりに使えますし、千歳烏山駅周辺などで買い物をしてバスで帰るとストレスも感じにくいはず。
また、東京テラスの南西側隣接地に千歳台六丁目公園があり、子育て世帯には暮らしやすい環境がすべて整っていますよ。
大規模マンションならではのメリットは認めざるを得ない
東京テラスの住戸は専有面積が70㎡台と80㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
3LDKがメインの間取りはいかにも長谷工らしいソツ&ムダのなさであり、いわゆる”大規模マンション”あるあるな、変わった間取りはあまり見られませんね。
棟および住戸のポジションによって条件はさまざまでしょうが、これも大規模マンションならではで、すべての住戸で一定の陽当りや眺望は確保されていることでしょう。
全1,036戸規模の東京テラスは共用施設も充実していてカフェラウンジやキッズテラス、シアタースタジオ、ゲストルームなど世田谷の分譲マンションではあまりお見掛けしない各種設備が整っています。
そして駅からの遠さを払しょくするためか敷地内駐車場は100%完備され、使用料をすべての区画で月額10,000円以下に抑えている点も心憎いですよね。
おまけにそのスケールメリットを活かし、現行の管理費・修繕積立金の平米単価は374円(2025年8月現在)とそこそこ抑えが効いており、むしろ実存する共用施設などを加味すると割安感を覚えるくらいです。
さらに資産価値の観点から東京テラスを考えると、1年間で平均10数件の中古物件が売買されていて、且つ常時複数の売り物件が存在しているところが安定的であるといえます。
つまり比較対象が容易だからこそ、上振れも下振れもしにくいのが東京テラスの大きな特徴であり、これはデメリットよりもメリットのほうがきっと上回ることでしょう(もちろん人による)。
最後に、何となく「長谷工≒安っぽい」というイメージを抱く人が多いかもしれませんが(すみません)、東京テラスは専有部分の設備はしっかりとしたものを導入しています。
例えばディスポーザーやスロップシンク(バルコニー水栓)は標準採用され、これらは後付けできない設備でとても有り難く、しかもこれが1,036戸だと設置費用もバカにならないため、分譲会社に少し敬意を表したい気になりますね。
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