ライオンズマンション世田谷

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション世田谷


交通

世田谷線「世田谷」駅 徒歩5分


所在地

世田谷区世田谷1-33-10


建築年月

1986年 5月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

24戸


新築分譲主

大京


施工会社

東急建設


専有面積

57.25m2 〜 87.54m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


王道スタイルど真ん中のライマン世田谷

 ライオンズマンション世田谷は1986年に大京によって分譲された、3階建の低層マンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)といえば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして、あまりにも有名。
 ちなみに同じ世田谷一丁目に先発の「ライオンズマンション世田谷上町」があり、マンション名を混同しがちなので注意が必要ですね。

 そんなライマン世田谷の外壁は濃淡まだらなベージュタイルが貼られ、まさにライマンスタイルの王道を行くフォルムに仕上がってます。
 ここのエントランス扉はあまり見かけないタイプですが、マンションっぽくないところが実にクールですよね。

世田谷感強めの低層マンションライフを

 ライマン世田谷は田園都市線や小田急線からは果てしなく遠く、世田谷線が最寄りのロケーションとなっています。
 そしてマンションより西方には建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がっており、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は最寄りのサミットストア松陰神社前店が徒歩5分ほどで利用できるほか、多彩な店舗で賑わう世田谷通りも身近で買い物が楽しめそうです。
 また、世田谷史にその名を深く刻む大場代官屋敷までマンションから徒歩5分ほどの距離にあるので、何かと世田谷感が強い立地ですね。

エレなし3階建だが住民満足度は高いかもしれない

 ライマン世田谷の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 マンション自体が複雑に入り組んだような形状をしていることもあってか、間取りは凹凸の目立つ個性的なものが多い印象ですね。
 住戸は南・西・東向きにそれぞれわかれており、西向き住戸はやや前面が塞がっている印象があるものの、それ以外は概ね陽当りに問題はなさそうです。

 ライマン世田谷にエレベーターは付いていません(通称:エレなし)が、まぁ言うても3階建なのでエレなしが大きなマイナス評価にはつながらないでしょう。
 むしろ維持改修コストを負担しなくて済むぶん、全24戸と小ぶりな規模のライマン世田谷にとってエレなしはメリットのほうが上回るはずです。

 また、ライマン世田谷はその戸数の少なさを差し引いても、あまり中古売り物件が出ないことも特徴のひとつといえるでしょう。
 一般に「良い条件の物件ほど売りに出ない」とよく言われますので、その言葉通りライマン世田谷は住民満足度の高いマンションなのかもしれません。

 最後に、ライマン世田谷は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。