




Overview
マンション概要
マンション名
桜クリーンキャッスル
交通
田園都市線「桜新町」駅 徒歩15分
所在地
世田谷区桜3-2-10
建築年月
1981年 7月
構造
鉄筋コンクリート造4階建
総戸数
8戸
新築分譲主
–
施工会社
–
専有面積
57.92m2 〜 63.90m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
とにかく謎が多い桜クリーンキャッスル
桜クリーンキャッスルは1981年にオークラランドの近くに建てられた、4階建のマンションです。
分譲会社などの情報は得られず詳細は不明ですが、クリーンキャッスルと名の付いたマンションは世田谷桜のほか横浜天王町と茅ケ崎で存在を確認できました。
ただいずれのマンションも分譲会社はハッキリせず、そもそも桜クリーンキャッスルと同じブランドに括られるのかすらよくわかっていません。
そんな桜クリーンキャッスルの外壁はレンガ調タイルが貼られ、住宅街のなかで鮮やかに色映えて佇みます。
1階テナントに入居するイタリアンレストランが隠れ家チックな小洒落た装いで、マンションの価値向上に一役買ってる感もありますね。


世田谷通り至近で買い物の利便性高し
桜クリーンキャッスルは世田谷通りにほど近い、商業地と住宅街が混在するやや賑やかなロケーションです。
マンションの目の前の道路は交通量がそれほど多くない一方通行のため、小さい子どもがいても比較的安心して出入りできそうですよ。
食料品の買い物は世田谷通りを渡ったところにサミットストア桜店があるため、利便性の高さはトップクラスでしょう。
また、マンションからJRA馬事公苑までは徒歩7分ほどですので、趣味の散歩やジョギングなどにちょうど良い距離感ですね。
全8戸&自主管理で初心者にはハードルが高い
桜クリーンキャッスルについての情報は限られますが、住戸は専有面積が50㎡台から60㎡台のものがあることが確認できています。
外から見る限りではワンフロアー2戸の配置のため、必然的にすべて三方角住戸のため明るく風通しは良さそうな印象ですね。
住戸の向きは西向きと東向きとにわかれているようですが、マンションの東側隣接地には6階建の「アヴニール桜」が建てられたため、東向き住戸の条件は西向きと比べてかなり劣るように見受けられます。
4階建の桜クリーンキャッスルにエレベーターは付いていない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸は毎日の階段の上り下りは大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となることは間違いありません。
ただし現実的な目線で考えるとエレベーターの維持改修コストを負担せずに済むぶん、少なくとも桜クリーンキャッスルにとってエレなしはメリットの側面のほうが大きそうです。
そして桜クリーンキャッスルで最大の懸念点は、全8戸の小ぶりな規模且つ運営が自主管理で行われているところでしょうか。
自主管理は一般に属人性が強いうえ、共用部分の長期修繕計画や修繕積立金の改定プランなど不十分であることが多いと聞きます。
加えて8戸で新築当初から自主管理で運営してきたとなると、今さら管理会社に委託費用を支払って(≒管理費の値上げは不可避)自主管理を止める可能性は低いでしょうし、オーナー同士の関係性だって良くも悪くも凝り固まっているでしょう。
そう考えると、桜クリーンキャッスルはハードルがやや高い物件であるように感じますが、どうでしょうか。
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