




Overview
マンション概要
マンション名
ル・サンク世田谷松原
交通
京王線・井の頭線「明大前」駅 徒歩8分
所在地
世田谷区松原2-9-2
建築年月
2004年 2月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
20戸
新築分譲主
NIPPOコーポレーション
施工会社
不動建設
専有面積
63.48m2 〜 94.71m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★★★☆
タテ・ヨコの比率が比類ないル・サンク世田谷松原
ル・サンク世田谷松原は2004年にNIPPOコーポレーション(現、NIPPO)によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
同社は1907年に設立された歴史ある大手道路舗装会社で、本業以外にもこの世田谷松原を皮切りに、現在においてもル・サンクの名を冠したマンション分譲事業を展開しています。
ちなみにル・サンクとはフランス語で”le cinq(5)”を意味し、「Access」「Nature」「Space」「Location」「Security」の5つの価値を重視するコンセプトから名付けられたそうですよ。
そんなル・サンク世田谷松原の外壁は濃淡まだらなグレータイルが貼られ、低層住宅街のなかナチュラルに溶け込むフォルムに仕上がっています。
マンションをよく見ると1階部分が道路面より少し下がっていて、数多ある低層マンションのなかでもタテ・ヨコの比率が比類なきレベルになっていますね。


閑静な低層住宅街の東南角地に立地
ル・サンク世田谷松原は東側道路を挟んで明大附属世田谷中高のある、比較的閑静な住宅街の明るい東南角地に立地しています。
さらにマンションの周辺は、建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物はフレンテ明大前やSEIYU下高井戸店、オオゼキ松原店までいずれも徒歩10分ほど要するため、やや微妙な立地といえるかもしれません。
いっぽうで子供向け遊具が充実する松原公園まで徒歩3分かからない立地ですので、子どもが小さいうちは何かと重宝する環境ですよ。
すべて南向きのファミリー向け住戸ラインナップ
ル・サンク世田谷松原の住戸は専有面積が60㎡台から90㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
3LDKメインの間取りはリビングダイニングならびに居室の広さをしっかり確保していて、使いやすそうなものばかりですね。
また住戸はすべて南向きで、バルコニーの先は道路を挟んで低層住宅街が広がるため、一定の陽当りと眺望は確保されていることでしょう。
全20戸と小ぶりな規模のル・サンク世田谷松原で気になるのは、やはり共用部分の管理修繕コスパの悪さでしょうか。
マンションは3階建ですがエレベーターは付いており、これら共用設備を少ない戸数で維持するため、現行の管理費・修繕積立金の平米単価が571円(2022年7月現在)とそれなりの水準であるのも頷けます。
最後にル・サンク世田谷松原は、一般に不人気とされる1階住戸も比較的に高値で売却できるとされる”世田谷低層マンションマジック”が発動するかどうかが気になるところです。
過去の取引件数が少ないのでハッキリしませんが、私の経験則からすると、もはや所在階は関係ない価格で取引される傾向にあるように感じます。
このル・サンク世田谷松原に低層マンションマジックが発動するかどうかについては、今後の取引があり次第追記していきますね。
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