クレヴィア蘆花公園

Overview

マンション概要

マンション名

クレヴィア蘆花公園


交通

京王線「千歳烏山」駅 徒歩13分


所在地

世田谷区粕谷1-16-1


建築年月

2013年 11月


構造

鉄筋コンクリート造11階建


総戸数

108戸


新築分譲主

伊藤忠都市開発
東京建物


施工会社

日本国土開発


専有面積

62.80m2 〜 100.83m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


エレガントで存在感のあるクレヴィア蘆花公園

 クレヴィア蘆花公園は2013年に伊藤忠都市開発と東京建物の2社JVによって分譲された、全108戸・11階建の中規模高層レジデンス。
 2社JVであるものの、東京建物のブランドとして知られるBrilliaがマンション名に入ってこなかったところを見ると、伊藤忠主導で進められた案件であることが窺えます。
 ちなみに伊藤忠のマンションと言えばイトーピア、シーアイマンションを経てこのクレヴィアに行き着いたのですが、すっかり馴染んだ感もありますよね。

 そんなクレヴィア蘆花公園の外壁はライトブラウンのタイルが貼られ、バルコニーの半透明パネルとの組み合わせが実にエレガントな雰囲気を演出しています。
 2000年代初頭はこの辺りを通勤でよく通りましたが、当時の鬱蒼とした雰囲気から一変し、ずいぶん垢抜けましたね。

蘆花恒春園に近い閑静な住環境

 クレヴィア蘆花公園は最寄駅の千歳烏山から少し距離はあるものの、周辺は戸建やマンションが建ち並ぶ閑静な住宅街に立地しています。
 マンション目の前の蘆花通りはクルマ通りも少ないため、静かで穏やかな暮らしが期待できることでしょう。

 食料品の買い物はサミットストア千歳台店が徒歩10分ほどで利用できるほか、質はともかく安価な業務スーパー粕谷店が徒歩6分ほどの立地のため、それなりに利便性は悪くないでしょう。
 そして都立公園の蘆花恒春園まで徒歩2分ほどでアクセスできる立地こそが、クレヴィア蘆花公園の最大の魅力といえそうですね。

マンションの規模感があり管理組合の意識は高そう

 クレヴィア蘆花公園の住戸は専有面積70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築当初の間取りは割と「あるある」な3LDKがラインナップされており、奇抜さはないもののオーソドックスで使いやすそうな印象ですね。

 住戸は南向きと東向きとにわかれていますが、マンションの東側隣接地には「ザ・ライオンズ蘆花公園」が鎮座するため、現状では南向き住戸のほうが陽当りと眺望に優れていることでしょう。
 ただクレヴィア蘆花公園の南側道路の向かいには自動車教習所があり、これはこれでかなり広い敷地のため、大規模マンションなどに建替えられる可能性について注意が必要そうです。

 そしてクレヴィア蘆花公園は全108戸と世田谷ではそれなりの規模感を誇るマンションですが、現行の管理費・修繕積立金の平米単価は508円(2025年1月現在)とそれなりの水準で徴収がなされています。
 本来であればそのスケールメリットを活かしてもう少しコストを抑えられそうな気もしますが、ここにも管理組合の意識の高さが窺えます。

 総じてクレヴィア蘆花公園は駅からの距離はマイナスであるものの、ファミリー層にとって暮らしやすいマンションであることに間違いありません。
 それこそ永住に適う条件が揃っているように感じるのですが世間の評価は、果たして。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。